STRUCTURE 構造

耐震性を高める

地盤調査

標準貫入試験概念図|千住ザ・タワー
強固な基礎は、地中の強固な支持層があってはじめてその強さを発揮できます。『千住ザ・タワー』では、標準貫入試験や土質の調査を実施し、地盤の硬軟や支持層を正確に把握したうえで、適切な基礎方式が決められました。標準貫入試験とは、地盤の硬さを測定するための地盤調査法のことで、土のサンプリングも同時に行われています。
※63.5kgのハンマーを76cmの高さから落下させてサンプラーを土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数(=N値)を測定します。

杭基礎

杭基礎概念図|千住ザ・タワー
地盤面から約50m以深にある、N値60以上の固く安定した支持層まで69本の杭を打設。全杭の先端を広げた拡底杭として、建物をしっかりと支えています。

溶接閉鎖型鉄筋

溶接閉鎖型フープ筋概念図|千住ザ・タワー
建物の柱部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、「溶接閉鎖型」にすることで、建物の柱に粘りを持たせ、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対して粘り強くなっています。
※主要構造部となる柱が対象。

制震構造

制震構造概念図|千住ザ・タワー
制震構造とは、振動エネルギーを吸収する制振装置を建物内に配置し、地震や風による建物の揺れを小さく抑える構造です。『千住ザ・タワー』では、制震壁を4階~19階に配置することにより、建物の揺れを制震壁の相対運動に置き換え、その際に生じる抵抗力によって振動エネルギーを吸収することで揺れが低減されています。

外壁

外壁概念図|千住ザ・タワー
外壁にはコンクリートに比べて断熱性が高い「ALC板」が採用されています。さらに内側には硬質発砲ウレタンフォームを吹き付け、断熱性が高められています。

戸境壁

戸境壁概念図|千住ザ・タワー
住戸と住戸を区切る戸境壁には「乾式耐火遮音壁」が採用されています。「乾式耐火遮音壁」は、超高層マンションの多くで採用されているものです。

給水管・ガス管の耐震化

給水管・ガス管の耐震化概念図|千住ザ・タワー
主要な給水管及びガス管の地中埋設部は耐震性の高いポリエチレン管が採用されています。
※本管引込管と散水栓等の一部給水管を除きます。

対震ドア

耐震ドア説明図|千住ザ・タワー
大きな地震により、玄関のドア枠が変形してドアが開かなくなることがあります。室内に閉じ込められることが無いように、ドアとドア枠の間にクリアランス(隙間)が確保され、多少の変形の場合もドアが開閉しやすいように考慮されています。また、ドアガードや鍵受もドア枠が変形しても引っかかりにくい構造になっています。

マイコンガスメーター

マイコンガスメーター参考写真|千住ザ・タワー
震度5相当以上(約200ガル)の地震を感知した際、あるいは長時間ガスの流量がある場合や、異常に多量のガスが流れた時など、ガスの供給を自動的に遮断するマイコンガスメーターが各住戸に採用されています。地震の衝撃で立ち消えした場合でもガス漏れの心配が少なく、火災など2次災害を防止します。

耐久性を高める

住宅性能表示制度

住宅性能評価書イメージ|千住ザ・タワー
住宅性能表示制度<劣化の軽減に関すること>の項目「劣化対策等級」では、最高等級の「3」を取得しています。これは、「通常想定される自然条件及び維持管理の条件の下で3世代(おおむね75~90年)まで、構造躯体等に関わる大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策が講じられている」と、評価されたものです。

圧縮強度試験

圧縮強度試験イメージ|千住ザ・タワー
現場で打設されたコンクリートの一部をサンプルとして保管。施工者にて所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、想定した以上の強度があることが確認されています。検査の結果については記録確認が行われています。
※住棟(住宅を含む建物)の壁・床・柱・梁・基礎等が対象となります。

受入検査

受入検査イメージ|千住ザ・タワー
工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず施工者にて抜き取りによる受入検査を実施。これはコンクリートの流動性・空気量、塩分量、温度等をチェックするもので、この検査で確認した後、ポンプ車による圧送またはホッパーにより型枠に流し込まれます。検査の結果については記録確認が行われています。
※住棟(住宅を含む建物)の床•柱梁基礎等が対象となります。

ステンレス製
玄関ドア下枠

ステンレス製玄関ドア下枠参考写真|千住ザ・タワー
玄関ドアの下枠は、靴に踏まれたり、ダメージを受けやすい場所。この部分が鉄製だと、傷などから錆が発生することがあります。『千住ザ・タワー』では、耐久性に配慮して、玄関ドア下枠はステンレス製となっています。錆びにくくお手入れも簡単です。

バルコニーは
防滑性シート貼り

防滑性シート貼りバルコニー参考写真|千住ザ・タワー
住戸のバルコニーは防滑性シート貼りとすることで、コンクリート床を保護しています。また、掃除などのメンテナンスも楽なうえ、雨に濡れても滑りにくいなどのメリットもあります。


住戸の給水管

住戸の給水管参考写真|千住ザ・タワー
住戸内の給水・給湯管には、耐蝕性に優れた赤水の発生しにくい架橋ポリエチレン管が採用されています。また、住宅性能表示制度<維持管理への配慮に関すること>の項目「維持管理対策等級(専用配管)」では最高等級「3」を取得するなど、管理会社による給水管・排水管・ガス管の維持管理(点検・清掃)のしやすさが高く評価されています。


共用給水管

共用給水管参考写真|千住ザ・タワー
飲料水の共用給水管には、ステンレス管(一部水道用ポリエチレン管)が採用され、錆が出にくくなっています。※屋外、土中とピットにおいては水道用ポリエチレン管・耐衝撃性塩ビ管が採用されています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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